menu 04 小児歯科

乳歯は永久歯に比べて軟らかく小さい歯なので、虫歯にかかりやすく進行が速いのが特徴です。当院の小児歯科では、お子様の虫歯の治療はもちろん、個々の成長・発育に合ったお口の管理（定期検診）を行っています。歯の生え変わりの時期には個人差があり、乳歯で3～6ヶ月ぐらい、永久歯は1～2年も異なる場合があります。乳歯はいずれ生え変わりますが、「食べ物を噛む」「発音を助ける」「顔の形を整える」「永久歯が正しく生えるための道筋を整える」といった非常に大切な役割があるため、虫歯になれば永久歯にも影響が出かねません。乳歯のころからしっかり歯科治療を行い、永久歯に生え変わった際の歯並びや噛み合わせを整え、将来の充実した食生活と健やかな成長を築いていきましょう。

■フッ素塗布
フッ素は虫歯菌が出す酸に強い歯質をつくり、虫歯に対する抵抗力を高めるといわれます。特に乳歯や生え変わったばかりの永久歯に効果的で、軽度の虫歯の原因部分の修復を促し、進行を防いでくれます。

■シーラント
シーラントとは、奥歯の溝を薄いフッ素入りの樹脂で塞ぐ虫歯予防法です。幼いうちは奥歯の溝が深く形状も複雑なため、歯ブラシの毛先が入らず毎日歯磨きしても虫歯になることがあります。シーラントで奥歯の溝を塞げば、その部分の虫歯を防ぐことができます。